神秘のオーロラが舞う極北の地イエローナイフの旅 2023年9月



"幼い頃からオーロラだけは観てみたいと思い続けて67年🌈思い続ける事は素晴らしいご縁を導いてくれるものです。昨年ノースウエスト準州観光局 日本オフィスのアカウント・マネージャー:田中映子さんと知り合うことができました。そこでオーロラのお話しを聞いて、9月16日~21日 カナダ・イエローナイフへオーロラ鑑賞の旅に行ってきました。

今回ハワイマウイ島の山火事がニュースになりましたが、ノースウェスト準州内でも230件以上の山火事が発生。
イエローナイフは8月中旬からカルガリーとエドモントへ全市民避難命令。避難解除が出たのは9月8日だそうです。そのため9月15日までのツアーは全て中止。私は9月16日からのツアーだったのでかろうじて催行になり、そんなこんなで慌ただしくイエローナイフへ行ってきました。

9月16日(土)エアーカナダ17:45成田発バンクーバー行き⇒9時間の飛行
トランジットなんて初めての体験!!
語学力0の私はハラハラドキドキ
4時間後13:45バンクーバー発イエローナイフへ
イエローナイフへの飛行中、窓から見えた山火事にびっくり!!
山の頂上は至る所燃えた跡・・・カナダの山火事は1000数か所。今年は特に山火事が多かったようです。

成田からバンクーバー、イエローナイフへ


イエローナイフ空港到着

カナダとイエローナイフについて


オーロラ鑑賞の報告をする前に、カナダについてちょっとお勉強をしましょう。
カナダは10の州と3の準州からなり、首都はオタワ。
国土面積は約998.5万平方km、ロシア連邦に次いで世界で2番目に広い国土で日本の国土の26倍ですって!!
州と準州の違いは、連邦政府との関係にあります。
州政府と連邦政府は対等の関係にあり、その権限の分配については憲法で定められているそうです。
一方、準州は連邦直轄領とされ、連邦議会が定めた連邦法に基づき、連邦政府のコントロールの下で自治権が認められているとのこと。
今回行ったイエローナイフは、ノースウエスト準州の州都です。
人口は約2万人(2021年)。北極圏からおよそ400km南に位置し、グレートスレーブ湖畔の北にあります。
ノースウエスト準州は、有人の地域が僅かと、川や湖、果てしない永久凍土が広がる広大な大地です。
民族構成はイヌイットをはじめ、多数のネイティブカナディアンなどが定住して、公用語は8つで構成されているそうです。

イエローナイフは、オーロラを求めて世界中から多くの観光客が集まります。一年を通してオーロラ鑑賞ができ、夏は湖面に映る”逆さオーロラ"が人気だそうです。また、月に数回"ブレークアップ"と呼ばれるオーロラ爆発現象も観られる場所です。


ダウンタウン


フレーム湖

州立法議事堂やノーザン・ヘリテージ・センター、市庁舎のそばを通る道はきれいに舗装されている。
街のすぐそばで変化に富んだ場所です。
湖に面した公園で、青空市場をやっていました。
公園のベンチではのんびりと楽しんでいる家族が多く居ました。

州立法議事堂


ノースウエスト準州立法議事堂はフレーム湖のほとりにあり、グランドピアノをイメージしたガラス張りの美しい建物でした。
議事堂の中央にはホッキョクグマの毛皮が敷かれ、ダイヤモンドが付いている職杖(メイス)やアート作品が数多く飾られていました。
議事堂の外には33のコミュニティの旗がたなびいていました。

ノーザン・ヘリテージ・センター(博物館)


フレーム湖のほとりにある博物館。1979年にイギリスのチャールズ皇太子が公式訪問した際に開館。
カナダ北部に生息する動物のはく製や、先住民族の歴史・文化などの資料が展示されていました。
ダウンタウン中心街


オールドタウン

ダウンタウンから歩くこと2~30分の場所にある旧市街地。
19世紀のゴールドラッシュ時の中心街で当時の建物が多く残され、歴史的な観光名所のほか地元で人気のカフェやレストラン、土産物屋が点在していました。
記念碑がある高台"THE ROCK"からは美しい街並みやグレートスレーブ湖などの素晴らしい景色を眺めることができました。

グレートスレーブ湖

グレートスレーブ湖はノースウェスト準州の南部に位置します。カナダ国内ではグレートベア湖に次いで2番目に大きく、最大水深は614メートルあり北アメリカでは最も深い湖。冬(1~3月)には“アイスロード“と呼ばれる氷の道となり、車両が走行する道路になります。



モニュメント


ブッシュ・パイロット・モニュメント(記念碑)19世紀の開拓時代にパイロットがイエローナイフの目印とした場所である小高い丘“THE ROCK“。当時のイエローナイフには滑走路がなく、水上や草原など場所を選ばず着陸する必要がありました。悪条件の中で飛行し発展に貢献した操縦士は“ブッシュパイロット“と呼ばれ、パイロットやエンジニアの功績を称えたモニュメントが設置されていました。


オールドタウン中心街


キャメロン・フォールズ・トレイル

イエローナイフから車で約1時間の場所にあるキャメロン・フォールズ・トレイルは、ヒドゥン・レイク・テリトリアル・パーク内にある約1.2kmのハイキングコース。岩盤石の上を歩いた先には、17メートルのキャメロン滝。穏やかな滝でした。
行く途中お迎えに来てくれた人懐こっい鳥「ウイスキーキッド」。
下からは岩盤石の遠赤外線。上からは大自然のエネルギー。



オーロラ

ホテル21時50分、迎えのバスに乗り30分程街から離れた『オーロラビレッジ』に行きます。そこで2時まで自由行動。
オーロラビレッジには池の脇に広大な広場と3つの丘があり、好きな場所でオーロラ観察をします。広場には「イグルー」と言うイヌイットの住居があり、そこで暖を取ったり、ホットチョコレートで身体を温めて、観光にいらしている方々とオーロラ談義に花を咲かせたりとひとりでも楽しい時を過ごすことができました。



実に残念なのですが、あの素晴らしいカーテンのようなオーロラは肉眼で観ることはできず、高感度のカメラや高級アイホンしか捉えることができないのです(涙)
目に見えるオーロラになるには、1平方センチに1秒当たり最低数億個の粒子が宇宙からやってこなくてはなりません。
人間の目では見ることができない微弱な光のオーロラ。
オーロラが真上に出ていても、弱いオーロラは肉眼では白っぽく見えました。強いと緑色に見えることが多いそうです。
長さも一瞬で消えるものから1時間近く続くものまでありました。



帰国


『神秘のオーロラが舞う極北の地イエローナイフ6日間』はあっという間に過ぎてしまいました。
海外初ひとり旅・機内から見たいくつもの山火事の煙・街に流れて混む山火事の煙・永久凍土が溶けて流れ出している道・翻訳機使用の会話etc・・そしてオーロラ🌈大変有意義な時を過ごすことができました。大きな夜空を見上げて動き出す雲のようなオーロラは私を楽しませてくれました。夜空を見上げると雲が動き出すのではと・・今も思い出して楽しませてくれています。またもう一度行ってみたい‼️きっといつか私はオーロラを求めてイエローナイフに行くことでしょう🌈あなたも魅惑のオーロラを行って観てくださいなぁ✌️長らくお付き合いいただきまして、ありがとうございました。






 




































コメント

このブログの人気の投稿

こだぬきAMANO不死鳥になる???? 2024年8月

こだぬきAMANO小笠原諸島へ行く!!

伊豆諸島めぐり第3弾の旅